はじめにお読みください
このたびは、(株)スリーディ(以下、当社)のゴルフシミュレータ『
SVIP−WXP』をご利用いただき誠にありがとうございます。
本製品は、ゴルフシミュレータゲームとしてのみご利用ください。
注)本製品は精密な計測器ではありません。
このマニュアルでは、本製品の機能や操作方法について説明していきます。本製品を正しくお使いいただくために、このマニュアルを必ずよくお読みください。また、このマニュアルは大切に保管し、必要なときにお読みください。
製品の仕様及びデザインは、製品の改良等により予告無しに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
尚、本製品は、MicrosoftWindowsXPまたは、MicrosoftWindows7を使用しているため、マシンのフリーズやマシンの動作停止等の問題が発生する可能性がありますのであらかじめご了承ください。この問題に関しましては、当社ではこの現象に関する問題や損害において一切責任を負わないものとします。
本体付属のUSBポートには、付属のキーボード、マウス、プリンタ以外のものは絶対に挿さないで下さい。また、キーボードは使用するときのみ接続して、使用していないときは必ず取り外してください。動作が不安定になる可能性があります。
また、本製品を営業目的に利用する場合には、必ず傷害保険に加入して頂くようお願い致します。
ご利用になる際は、安定動作のため、きちんとアースを取るようにお願いいたします。
- 安全にお使いいただくために
- SVIP−WXP使用上の注意
- プロジェクターを安全にご使用いただくために
- 3Dメガネ使用上の注意
- プロジェクターについて
本製品を安全に使用するために、以下の事項を必ずお守りください。これらの事項が守られないと、怪我や故障、火災などの原因となります。
警告
- 本製品の分解や改造や修理を自分でしないでください。火災や感電の恐れがあります。
- ぬれた手で本製品に触れないで下さい。煙が出たり変なにおいや音がしたらすぐに本製品やパソコンの電源をOFFにし、ACコンセントから電源を抜いてください。そのまま使用を続けると、ショートして火災になったり、感電する恐れがあります。
- 本製品を落としたり、衝撃を与えたりしないで下さい。本製品は精密な機器ですので衝撃を与えないように、慎重に取り扱ってください。衝撃は、本製品の故障の原因となります。
- 本製品に液体をかけたり、異物を内部に入れたりしないでください。液体や異物が内部に入ったまま使用を続けると、ショートして火災になったり、本製品の故障の原因となります。
注意
- 周辺機器の取り扱いは、各マニュアルをよく読んで、各メーカーの定める手順に従ってください。
- 直射日光が当たる場所や、暖房器具のそばなど温度の高いところ、水がかかる恐れのあるところ、湿気やほこりの多い場所に本製品を設置しないで下さい。故障や感電、火災の原因になります。
- 本製品を不安定な台の上や傾いたところに設置すると、倒れたりして危険です。安定した場所に設置してください。
- SVIP−WXPの距離の計測には、Xセンサ、Yセンサの2点間の通過した時間によって算出しております。そのため、体等が、センサにかかっていると、球の飛距離が正しく算出されない恐れがあります。体等がセンサの上にかからないように使用ください。
- Xセンサ、Yセンサ上を通過したものを計測する関係上、ボールよりも先にクラブがセンサ上を通過した場合には、クラブの速度を計測してしまい、正しくボールの飛距離を算出できない場合があります。
- 球をセンサの範囲から外れて飛ばしてしまうと、球以外のクラブ等で飛距離を計算してしまう場合があります。ボールはなるべくセンサの範囲に納まるように打つようにお願いいたします。
- センサ付近にて、ボールを取りにいく等の動作を行ないますと、ボールが飛んだと認識して、ボールを飛ぶ動作をしてしまう場合があります。
- 以上のケースが発生して、誤ったボールの飛行動作が発生した場合には、コースモードについてはマリガン機能をもちいて打ち直しをなっていただくようお願いいたします。
- フック、スライス、フェイド、ドローにつきましては、Xセンサーの中央付近を通過したときで、且つ、H/Sセンサ上にボールが落ちたときのみ検出することが可能となっております。中央を大きく外した場合や、H/Sセンサ上にボールが落ちなかった場合には、検出することができませんので、ご注意ください。
- SVIP-WXPでの飛距離、フック、スライス等の情報は、100%の精度を保証するものではありませんので、精密計測目的等、精度を要する計測器として使用しないようお願いいたします。
- ボールをクラブで打つときに音源付近では約100dB(参考値)となります(室内のときの数値であり、状況により異なります)。建築設計の際には騒音対策などをしてください。
- ボールにキズやヒビがある状態で使用するとスクリーンが傷つき、破れる原因となることがありますのでご注意ください。
- 裏蓋をはずしたり、セット内部の改造をしないでください。
- 液晶プロジェクターのランプは消耗品です。定期的な交換が必要です。
- 排気口、吸気口をふさぐと内部に熱がこもり、火災や故障の原因となることがあります。ふさがないで下さい。
プロジェクター使用上の注意
- ほこりの多い場所での使用は避けてください。またタバコの煙などによる空気の汚れが、プロジェクターに悪影響を与えることがあります。タバコの煙などが、直接プロジェクターに入らないようご注意ください。
- ランプに関するお知らせ:プロジェクターには、内部気圧の高い高圧水銀ランプを使用しています。このランプはその性質上、衝撃や使用時間の経過により大きな音を伴って破裂したり、不点灯状態になることがあります。なお、破裂したり、不点灯にいたるまでの時間は、ランプの個体差や使用条件によって大きな差があります。
- フィルタにほこりがたまると故障の原因となりますのでこまめに清掃をしてください。掃除機で吸気口越しに清掃することも可能です。
- 本製品には消耗部品が含まれております。継続的に長時間連続で使用される場合には、消耗部品を交換する頻度が高くなりますのでご注意ください。
光感受性発作に関する警告:点滅光や規則的パターンなど、一部のビデオゲームに表示されるビジュアルイメージの中には、それらのイメージにさらされたユーザーに発作やその他の健康上の問題を引き起こす可能性のあるものがあります。ユーザーご自身またはご家族に発作やてんかんの病歴がある場合には、3Dメガネを使用する前に医師に相談してください。発作やてんかんの病歴がない場合でも、”光感受性てんかん発作”の原因となる、診断未確定の疾病を患っている可能性があります。視覚刺激によって誘発される症状には、(1)立ちくらみ、(2)めまい、(3)目や顔の痙攣、(4)不随意運動、(5)ひきつけ、(6)意識喪失、(7)錯乱、(8)見当識障害、(9)吐き気などが含まれます。
上記の症状のいずれか1つでも認められる場合は、3Dメガネの使用を直ちに中止して、医師に相談してください。保護者の方は、お子様の様子に注意を払い、上記の症状が生じていないかどうかをお子様に尋ねるようにしてください。場合によっては、成人よりお子様/未成年者の方がこれらの症状を経験する可能性が高くなります。
以下のガイドラインに従うと、光感受性てんかん発作のリスクを低減できる可能性があります。
- 眠気や疲労感があったり、調子が悪いときは、プレーしないで下さい。
- 3Dメガネを長時間使用することは避けてください。
- 奥行きの設定の値を減らしてから、3Dメガネを使用してください。
- リフレッシュレートを100Hz以上に設定して、3Dメガネを使用してください。
警告 ‐ 火災および負傷
3Dメガネのバッテリに穴を開けたり、破壊したり、無許可の変更を加えたりしないでください。バッテリに穴を開けると、燃焼または火災が生じる可能性があり、重度の火傷や負傷を負いかねません。また、過度な高温または低温にバッテリをさらすことも避けてください。バッテリの破損の兆候が見られる場合は、3Dメガネの使用をただちに中止してください。
3Dメガネは処方箋に基づくメガネ、サングラス、保護用ゴーグルのいずれでもありません。3Dメガネを一般目的(運転、読書、日光や紫外線からの保護など)のメガネとして使用することは、怪我の原因になりかねませんのでお控えください。
警告 ‐ ガラス部品
3Dメガネのレンズ部分にはガラスが使われています。3Dグラスは慎重に使用し、使用時以外は正しく収納して、レンズが損傷するのを防いでください。レンズに損傷や亀裂の兆候が見られる場合は、3Dグラスを使用しないでください。
警告 ‐ 感電
3Dメガネには、バッテリと電子部品が含まれています。以下のガイドラインに従うと、感電のリスクを低減できる可能性があります。
- 配線がむき出しになっている場合、または3Dメガネやエミッタが損傷している場合は、使用しないでください。
- バスタブやスイミングプールの近くなど、水の近くでは3Dメガネを使用しないでください。
- 3Dメガネやエミッタの上または周囲に液体をこぼさないよう注意してください。
警告 ‐ レーザーデバイス
3Dメガネには、クラス1Mのレーザーデバイスが含まれています。3Dメガネのレーザーエミッタによって生成されるレーザーを直視しないでください。有害な放射線に対する暴露リスクを低減するため、いかなる方法によっても3Dメガネを分解または改変しようとしないでください。3Dメガネおよびエミッタの修理は、認定を受けたサービスプロバイダにしか行わせないでください。
- プロジェクター関係の問い合わせについてはまず、プロジェクターのメーカーに連絡してください。それでも対応できない場合は当社まで連絡してください。
- プロジェクターのランプが切れてしまうとシミュレーションゴルフをプレイできなくなりますのでご注意してください。
- プロジェクターのランプは納期に時間がかかるため、あらかじめ予備を用意してください。
プロジェクタランプ使用可能時間(※1)
NEC(NP500J) | 3000時間 |
NEC(NP610SJ) | 3000時間 |
acer(H5360) | 3000時間 |
BenQ(MS612ST) | 4500時間 |
※1 ランプ使用時間は使用条件により変わります。目安時間であり、保証時間ではありません。